2012年6月4日月曜日

”フェアに生きる"フェア 2012

身近なことで、遠くの人と直接つながる方法、そのひとつにフェアトレードが
あります。ラボ・ログでも何度か話題にしていますが、残念なことに日本では
まだまだ認知度が低いのが現状...。

行われていると聞き、先日会場にお邪魔してきました。
この展示会は、世界の女性たちが手仕事によって自立していくことをサポートして
るネットワーク団体「女性とフェアトレードの会」が年二回開催しているそうです。
会場内は3つの団体がそれぞれの活動や商品を紹介、商品はその場で購入することも
できるんですよ。
会場に入ってすぐに目につくのがフルーツ柄が何ともポップなこのバッグ。
飲み終わったジュースパックを素材にしたフィリピン初のエコアイデア雑貨だそうです。(ハロハロプロダクツ

左側のトンボのオーナメントはカンボジア製。
幸せのシンボルのゾウや、家を守るヤモリのカタチをしたタイのラッキーチャームも
カラフルでとてもステキでした!( Tammy's  Treats タミーズ・トリーツ)
そして、今回いろいろお話を聞かせて下さったのが、フィリピン ティナラク織の
製品を紹介している「ティナラク織の会 KAFTI」さん。
赤・黒・白の三色の糸が様々な模様におられているティナラク織、材料は芭蕉だそう
です。何百年も前から受け継がれてきた伝統技術は、どことなく日本の着物にも
通じる様な雰囲気で、ちょうど来場されていた方は着物にあわせるようにとバッグを
購入、私も美しい柄に惚れ込み、小さな手作りの鈴がついたコースターを購入しました。

フィリピンで植林活動に携わっていらっしゃるという話から、フィリピンにおいても
インドネシアやマレーシア同様に森林の違法伐採が深刻で、多くはラワン合板となり、日本に輸入されているというお話をお聞きしました
いつかエコフィン・ラボで、ぜひもっと詳しくフィリピンの森林の現状について、
そしてフェアトレードについてのお話をお聞きしたいですね!
この展示会は、6月7日(木)まで開催されています。

 展示されている商品はどれも個性的で、伝統やストーリ性がある商品ばかり。
フェアトレードが広まれば、手にした人が幸せな気持ちになるだけでなく、
厳しい状況にある人達が自分の仕事に誇りを持ち、社会的・経済的自立へと
繋がって行きます。
誰にだって”フェアに生きる”権利がある!
そして誰にだって身近なところで出来ることがある!
一人一人の意識の変化は、やがて大きな変革をもたらします。
そのことを忘れてはいけないな、と改めて感じた一日でした。

”フェアに生きる”フェア2012
日時:5/11(金)~6/7(木)
(月~金は11:30~20:00、土は12:00~18:00、日曜休)
会場:港区コミュニティカフェ・ヒューマンサービスセンター
住所:港区白金1-16-4



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