2012年6月25日月曜日

大切なのは、忘れないこと。

今、エコフィン・ラボには震災復興関連のフリーペーパー「震災リゲイン プレス」
(一般社団法人 震災リゲイン 震災リゲインプレス編集部)をおいています。
震災から一年と少しがたち、震災関連のニュースや新聞の記事は日に日に少なく
なっています。
東北から遠く離れた都心部では、次々とめまぐるしく動く日常の中、
悲しいことですが、震災の記憶がうすれつつあるのも現状です...。


でも復興はまさにこれから!
私たちに出来ることって何だろう・・・。
大切なのは、決して忘れてはいけないということ。

この「震災リゲイン プレス」創刊号では、東北で今も継続して支援活動を続ける
方々姿や、大きな被害にあいながら、営業を再開した生産者の方々が記事に
なっています。
現地の産品を買う、寄付する、現地で自分も参加する・・・といった、私たち
自身にできることや、そのヒントがたくさん詰め込まれているフリーペーパーです。

そこで目についたのが、岩手のグルメのチャリティ通販。
数日エコフィン・ラボでイベントが続くので、ラボにいらした方々にも
ぜひこのフリーペーパーと一緒に紹介したいと思い、さっそく注文することに
しました。

選んだのは「いわて宮古の海プリン」。
販売元の㈱岩手雪販さんに電話したところ、まだ代引きシステムの手続が終わって
いないそうで、商品が手元に届くまで一週間くらいかかるとのこと。
でもイベントがあるのは4日後・・・。

「あの・・・すぐ送ってもらうことは出来ますか?」
「急ぎ?・・・いいですよ!お客さんを信用するから、商品が届いてから代金を
 振り込んでくれれば!」
「ありがとうございます!皆さんに紹介しますからね!」
何だか岩手の方々の、あたたかな心に触れたひと時でした。

そして今日、丁寧に包まれた「いわて宮古の海プリン」が届きました。
爽やかな色合いのパッケージを担当したのは「宮古から全国に元気を」と
開発に参加した宮古水産高校の女子生徒さん3人。
宮古の海の青と、雲の白なんですね。
いわての皆さんの心も、青く晴れ渡る日が一日も早く訪れるようにと
願わずにはいられません。

プリンは、今週エコフィン・ラボにいらした方々と頂きたいと思います。

限定12個、明日明後日イベントに参加される方はお楽しみに! 







2012年6月21日木曜日

【宇宙ヘチマ成育日記その4】育ってます。

 先日関東地方を台風が直撃しました。
一番風雨が強かったのが深夜から明け方にかけて。
自宅で栽培しているゴーヤの葉っぱは相当被害を受けてしまいました。
それまでは気温の上昇と共にぐんぐん成長し、子どもの顔ぐらいの葉っぱで
覆われていたのに、三分の一ほどが痛んでしまい、他にも
ピーマンの咲き始めた花や、小さなトマトもいくつか落ちてしまって(泣)

我が家の小さな菜園でさえも、夜中じゅう気が気でなかったんですが、
自然に近いカタチの農業をされている方だったら、きっと心配は大きかったことで
しょう。我が子のように大切に時間をかけて育ててきた野菜や果物が、
たった一晩でダメになってしまうこともあるでしょう・・・。
私たちがいつでも、お店で美味しい作物を手にすることができるのも、
そんな農家の方々の大変な苦労があってこそ、と
しみじみと思う、台風一過の朝でした。

さて、エコフィン・ラボで栽培中の宇宙ヘチマ、台風にもまけず、
すくすくと成長しております!
こちらは6月8日(金)のヘチマ。まだ小さいかな・・・とは思いつつ、
大きなプランターに移しました。この時点で発芽した苗は3つ。
後ろの木のルーバーにつたわせて、この場所が緑のカーテンで覆われる予定です。

6月15日には、待望の第4子が発芽。
頂いた種は40粒でしたから、発芽率はなんと10%!
・・・手強いですね。

先に芽を出した苗は双葉の間から、本葉が出始めました。

そして、こちらが今日、6月21日のヘチマです!
厚みがあって、しっかりとした本葉が増えてきました。
上の一週間前の写真と見比べると、ググッと葉が大きくなったのがわかります。
高さはまだ13cm程度。もう少し大きくなるとツルが出てくることでしょう。
近所の方も、自転車を止めて眺め、「宇宙のヘチマなんて夢があるわよね!」と、
一緒に成長を見守ってくれてます。
ラボにいらした際は、ぜひヘチマの成長にもご注目下さい。

http://ecoffinlabo.blogspot.jp/2012/05/blog-post_16.html
http://ecoffinlabo.blogspot.jp/2012/06/blog-post.html
宇宙ヘチマ成育日記その3
http://ecoffinlabo.blogspot.jp/2012/06/blog-post_06.html



「きっかけがあればね。」

 エコフィン・ラボにいらしゃる方々とお話をしていると、エンディングノートの
話題になることがあります。


「私、実はもってるんだけど、どうやって書けばいいのかわからなくって〜」
「何だかいろんな種類があるでしょ?」


 皆さん「テレビでも最近よく聞くし、興味はあるんだけど・・・きっかけがね
という感じでしょうか?
確かに一人で書こうと思うと、身構えてしまうかもしれませんね。
かといって深刻な状況になってからというのも難しいでしょう。


 でも、きっと参考になるアドバイスをくれる方が一緒にいたり、
何人かでワイワイ言いながらだったら、取組みやすいのでは?


ということで、エコフィン・ラボでは来週6/26(火)に、
「エンディングノートの書き方セミナー」を開催します!
 エンディングノートは、「その日」を迎えたときに、
愛する家族や親しい友人たちに出来るだけ負担や戸惑いが少なくなるように、
望んでいることや、今までに大切にしてきたこと、
そして伝えたいことを書き残すもの。

 でも、それだけではありません。
これまで歩んで来た道のり、これからの自分、大切にしていること、
そんなことを一つ一つ思い返して行くことで、
今縁している人々や、まわりのモノや、いろいろなことが違った姿で見えて来たり、
また新しい発見があるかもしれません。

 今を自分らしく生きていて、そしてこれからのステキな未来の為に、
一緒に始めてみませんか?

この日は相続手続支援センター大阪の長井俊之さんが、講師を務めます。
参加された方には特典としてエンディングノート「わたしの歩いた道」をプレゼント!
すでに、ご近所の方や他のセミナーに参加された方からお申し込み、お問い合わせが
多く入っていますが、まだお席は少しあります。
ご参加ご希望の方は、下記までご連絡下さい。

「エンディングノートの書き方セミナー」
日時:2012年6月26日(火) 11:00〜12:30
会場:エコフィン・ラボ@西麻布(東京都港区西麻布2-26-5)
TEL : 03-6861-3355 / FAX : 03-6861-3356
E-mai : ecoffinlabo@willife.com
お気軽にTEL,FAX,メールでお申し込み下さい。

詳しくはこちら
http://www.willife.com/?p=1487



2012年6月11日月曜日

エコフィン・ラボ 6月のイベント スケジュール

とうとう、関東も梅雨入り・・・。
ラボのご近所さんに咲く紫陽花は、雨のおかげか今朝とってもイキイキとして見え
ました。雨の季節ならではの、そんな楽しみ、見つけてみましょうか。
さて、エコフィン・ラボ 6月のイベント・スケジュールをお知らせします!

6/13(水)13:30〜
〜先人の知恵から学ぶ〜「グリーフワークとしての死装束の役割」
古くからある日本の葬送儀礼には、故人を葬り供養するだけでなく、遺された家族の
悲嘆を和らげるグリーフワークとしての意味合いがありました。姉妹ソーイング
深田さんから先人の知恵をとおし、旅立ちの衣装の役割をお話頂きます。

http://www.willife.com/?p=1456


6/15(金)13:30〜
「輝かせよう!世界でひとつだけのダイヤモンド」
遺骨からダイヤモンドが出来るのをご存知ですか?家族の絆を、永遠に輝くダイヤ
モンドにこめられたらステキですね。アルゴダンザ・ジャパンの法月さんをお迎え
し、毎月開催している人気のセミナーです。


6/20(水)13:30〜「散骨は素敵だ!」
人生を終えた後、お墓に入らず海へと還る「海洋散骨」を選ぶ人が年々増えていま
す。海洋自然葬「」の北田さんから、海洋散骨の魅力についてお話頂きます。

http://www.willife.com/?p=1391




6/26(火)11:00〜「エンディングノートの書き方」セミナー
万が一の時に備えて、伝えておきたい事柄をまとめ記入するエンディング・ノート。 これからの毎日を豊かに安心して過ごしていくためにも、エンディングノートを
書いてみませんか? お話は、相続手続支援センターの長井俊之さん。
参加された方にはエンディングノート「わたしの歩いた道」を無料進呈!

http://www.willife.com/?p=1487


6/27(水)13:30〜「語る会@エコフィン・ラボ」
テーマ:「悲しみ」について語りませんか?
この日のエコフィン・ラボは、和やかな空間の中でお茶を飲みながら、
皆さんと一緒に語り合える場所です。「悲しみ」のかたちは人それぞれ...。
あなたはその時、どのように「悲しみ」と向き合いますか?
皆さんのご経験や、お話をお聞かせ下さい。ご予約は不要です。どうぞお気軽に
お立寄ください。お茶と小さなお茶菓子を用意してお待ちしています。

そうそう!
宇宙ヘチマの成育状況もぜひ見に来て下さいね!

毎月のイベントは、こちらのカレンダーからもご覧頂けます。

★イベント参加ご希望の方は、
    ご参加希望のイベント日時、お名前・住所・TEL・E-mail ・人数を  
    明記して頂き FAX(03-6861-3356) または
    e-mail(ecoffinlabo@willife.com)  にて、お申し込み下さい。
 お問い合わせはお気軽にお電話(TEL:03-6861-3355)下さい。

皆様にお会い出来ますのを、スタッフ一同楽しみにしております!


2012年6月6日水曜日

【宇宙ヘチマ成育日記その3】

6月1日に第一号が発芽した宇宙ヘチマ二世。その後6月4日には第二号が発芽。
見てください。立派にフタバが開き、間から小さな本葉も見え始めました。
「さあ、これから発芽ラッシュか!?」と身構えたものの、その後芽が出る気配はなし。
静まり返った残り38個のポットをよーく眺めたものの、気配はなし。
念力を送ってみるものの、もちろん気配はなし。


「もはや、これまでか・・・」


一抹の不安が胸をよぎります。
「このまま二個しか芽がでなかったら・・・」
今日エコフィン・ラボにいらしたお花の専門家の方に相談したところ、
ヘチマの種は土に埋める前にお水に一晩つけた方が発芽しやすかったとのこと。
しまった!全て種を直接撒いてしまいました。
「じゃあ、今埋めてある種を取り出して、お水につけてみたら・・・!」と
提案したのですが、「それはやめた方が・・・」とのこと(ガックリ)


発芽にはある程度の温度が必要らしいのですが、5月中旬以降は天気が不安定で、
涼しい日が続いてしまったことも発芽が遅れている原因かもしれません。


その専門家の方には「まだまだ大丈夫よ!」と励まされ、
温度を保つ為にビニールのシートで覆ってあげるよう教えて頂きました。


明日からまた暖かい日が続きそうですので、まだまだ望みはありそうです!
この夏は立派な緑のカーテンを生い茂らせ、次の種をまつ人々のために
諦めるわけにはいきません!




【宇宙ヘチマ成育日記その1】
http://ecoffinlabo.blogspot.jp/2012/05/blog-post_16.html
【宇宙ヘチマ成育日記その2】
http://ecoffinlabo.blogspot.jp/2012/06/blog-post.html





2012年6月4日月曜日

”フェアに生きる"フェア 2012

身近なことで、遠くの人と直接つながる方法、そのひとつにフェアトレードが
あります。ラボ・ログでも何度か話題にしていますが、残念なことに日本では
まだまだ認知度が低いのが現状...。

行われていると聞き、先日会場にお邪魔してきました。
この展示会は、世界の女性たちが手仕事によって自立していくことをサポートして
るネットワーク団体「女性とフェアトレードの会」が年二回開催しているそうです。
会場内は3つの団体がそれぞれの活動や商品を紹介、商品はその場で購入することも
できるんですよ。
会場に入ってすぐに目につくのがフルーツ柄が何ともポップなこのバッグ。
飲み終わったジュースパックを素材にしたフィリピン初のエコアイデア雑貨だそうです。(ハロハロプロダクツ

左側のトンボのオーナメントはカンボジア製。
幸せのシンボルのゾウや、家を守るヤモリのカタチをしたタイのラッキーチャームも
カラフルでとてもステキでした!( Tammy's  Treats タミーズ・トリーツ)
そして、今回いろいろお話を聞かせて下さったのが、フィリピン ティナラク織の
製品を紹介している「ティナラク織の会 KAFTI」さん。
赤・黒・白の三色の糸が様々な模様におられているティナラク織、材料は芭蕉だそう
です。何百年も前から受け継がれてきた伝統技術は、どことなく日本の着物にも
通じる様な雰囲気で、ちょうど来場されていた方は着物にあわせるようにとバッグを
購入、私も美しい柄に惚れ込み、小さな手作りの鈴がついたコースターを購入しました。

フィリピンで植林活動に携わっていらっしゃるという話から、フィリピンにおいても
インドネシアやマレーシア同様に森林の違法伐採が深刻で、多くはラワン合板となり、日本に輸入されているというお話をお聞きしました
いつかエコフィン・ラボで、ぜひもっと詳しくフィリピンの森林の現状について、
そしてフェアトレードについてのお話をお聞きしたいですね!
この展示会は、6月7日(木)まで開催されています。

 展示されている商品はどれも個性的で、伝統やストーリ性がある商品ばかり。
フェアトレードが広まれば、手にした人が幸せな気持ちになるだけでなく、
厳しい状況にある人達が自分の仕事に誇りを持ち、社会的・経済的自立へと
繋がって行きます。
誰にだって”フェアに生きる”権利がある!
そして誰にだって身近なところで出来ることがある!
一人一人の意識の変化は、やがて大きな変革をもたらします。
そのことを忘れてはいけないな、と改めて感じた一日でした。

”フェアに生きる”フェア2012
日時:5/11(金)~6/7(木)
(月~金は11:30~20:00、土は12:00~18:00、日曜休)
会場:港区コミュニティカフェ・ヒューマンサービスセンター
住所:港区白金1-16-4



2012年6月2日土曜日

【宇宙へちま成育日記その2】宇宙ヘチマ第一号が顔を出しました!

【宇宙ヘチマ成育日記その2】
今回頂いた宇宙から還ってきたヘチマ2世の種は40粒。
エコフィン・ラボでは5月16日(金)に28粒、5月21日(月)に残りの12粒をまきました。
通常は10日〜14日ほどで発芽ということで、ここ数日は毎日ソワソワ。
そして、6月1日(金)、ついに第一号が顔を出しました!
看板の下に並んだポットの左の方をご覧下さい。
・・・分かりますか?
何もそんなに恥じっこによらなくても、と言いたくなりますが・・・。
この第一号は、5月21日にまいた方の種から発芽していますので、
12日目ということになります。


昨年、富山県射水市の児童たちが、国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」で
10カ月間保管されていたヘチマの種を育てましたが、
同じ時期に撒いた通常のヘチマよりも開花や実がなるのが遅かった、という
記録があります。
富大理学部の教授によると「種は10カ月間、無重力の状態で保管されて
いたことや、宇宙放射線の影響を受けた可能性がある」とのこと。
(北國新聞HP http://www.hokkoku.co.jp/subpage/T20110814202.htm)


地球上であれば経験しない状況の中、その変化に対応しようと何かしらの変化が
おきたとしても不思議はありませんね。
宇宙の記憶は次の種子にも、きっと受け継がれていることでしょう。


さあ、これから楽しみになってきました!


【宇宙ヘチマ成育日記その1】
http://ecoffinlabo.blogspot.jp/2012/05/blog-post_16.html

2012年6月1日金曜日

7回目のモンゴルへ


明日(6月2日)からモンゴルに行ってきます。

エコフィンのパンフレットを制作するにあたり、植林地の視察と植林をしてくださる人たちに会う為に2006年の夏にはじめて行ってから、今回で7回目になります。

今回のミッションは、
1)この5年間に植林して来たモンゴル国セレンゲ県の植林地に行って生育状況を視察すること。

2)モンゴルはインフレ経済で物価がドンドンあがり続け、来年以降の植林費用が驚くほどアップし、これまでのように1本の棺について10本の植林が難しくなりそうな状況にありますので、その確認と今後のことを相談すること。

3)ウランバートルから1時間ほどのバヤンチャンドマン村に「道の駅」を昨年より工事をしています。私たちもほんの少しですが、昨年のツアーの時、参加者全員でお手伝いさせていただきました。その進捗状況の確認。

以上3つです。

これまでに約36万本(東京ドーム255分の面積)のアカマツを植林させていただきました。
エコフィンをご利用のお客様一人一人に心より感謝申し上げます。
またエコフィンのお取扱店様。
トライウォールのファブリケーター様。
そしてトライウォール・グループ会社のみなさま、本当にありがとうございます。
塵も積もれば・・・というように、みなさまの協力のを得て、少しずつでも、継続して実施することの大切さを教えられています。

エコフィンの事業を通して、遠いモンゴル国のみなさんと植林で交流できることは本当にすばらしいことです。
特にNPO法人GNC Japanとモンゴルのみなさん、ありがとうございます。心より感謝申し上げます。
毎年ツアーのガイドをしてくれるエギさん、今回もよろしくお願いします。
それにしても、どなたも日本語がとても上手でほんとに助かります。
私たちは日本語以外話せませんが・・・。