2012年11月20日火曜日

全国から「菜の花便り」が届いています。

「宇宙菜の花」の種をお送りした皆さんから、
その後種まきや発芽、成長の様子など、メールやブログで、
たくさんのご報告が届いております!
今日は、ラボログでご紹介させて頂きますね。

こちらは埼玉県草加市立青柳中学校CFC会長小川利八さんから届いたお写真です。
種まきから三週間!なんとこんなに大きく育っています!
感動!
 菜の花を校庭に咲かせ、卒業生をおくるイベントを企画なさっているとお聞きし、
もし、発芽しなかったら大変...と少し多めに送らせていただいたところ、
こんなにたくさんの芽がそろった菜の花畑の写真を送って頂き、ホッと一安心。
生徒の皆さんに、少しでも宇宙を身近に思ってもらえたらいいですね。

実はこちらでは種をまいた後、強い雨をさけられるようにと
ビニールで多いをかぶせているのです。
土壌、適切な温度、何より親御さんたちの愛情が、
たっぷり注がれている様子が伝わってきます。

そして次のお写真は茨城県牛久市の方より。
お孫さんに菜の花でいっぱいの土手を見せてあげたい!とご連絡を下さいました。

小さな双葉がかわいらしい!
お孫さんたちと一緒にすくすくと大きくなって、
たくさんの花を咲かせますように・・・。

他にも・・・
クリスタルボウル・サウンドヒーラーのはら・まゆ魅さんが、ブログ
紹介して下さったり、
http://ameblo.jp/aniel369/entry-11400998096.html

町田市のアトリエ兼カット専門店「smartwhip」さんも、
種まきの様子をブログで紹介して下さいました!
http://mobi.smartwhip.net/?eid=1612980

「宇宙菜の花」の種が、このようなカタチで皆さんとご縁を結んでくださるなんて、
本当に嬉しい限りです。
エコフィン・ラボの菜の花畑は日当りが悪くて、苗はまだまだ小ちゃいままですが、
毎日ほんのすこしずつ大きくなっているのが分かります。

ぜひ、皆さんも成長の度合いやエピソードをエコフィン・ラボまでお知らせ下さい!
日本中に「宇宙菜の花」の大きな和が拡がっていきますように!

※「宇宙菜の花便り」のメール送り先
ウィルライフ株式会社  エコフィン・ラボ
ecoffinlabo@willife.com

※「宇宙菜の花」とは?
http://ecoffinlabo.blogspot.jp/2012/10/blog-post_18.html

エコフィン・ラボでお分けしていた「宇宙菜の花」の種は予定数に達したので、
現在、種のお申し込みは終了とさせて頂きました。





いのちより大切なもの

とても美しく、やさしい展示会でした・・・

お茶の水で開かれている星野富弘さんの「花の詩画展」にいってきました。
雰囲気のある文字、繊細でかつ力強い色彩、やわらかな空気感...。
実はこの字も、花の絵も、筆を口にくわえて描かれたものなのです。
(写真は、会場で頂いたパンフレットより)
星野さんは1970年24歳のとき、新任教師として中学校のクラブ活動を指導中に、
頸椎を損傷する事故に遭い、首から下の自由を奪われてしまいました。
そして、自分を励ましてくれる友人や生徒に返事を書きたいと、
筆を口にくわえて時を書き始め、やがて詩を書き、絵を描くようになったのだそうです。

まるでツグミたちが枝でさえずるような文字、
そして生命力が溢れる、素朴でいて力強い野の花や鮮やかな花たち。

一つ一つの作品に、だんだんと惹きこまれていきます。

それは誰もがもっている幼い頃の記憶や
何気ない日常の、何でもないけれど愛おしい瞬間。
こころの深いところにしまっておいた感情が揺さぶられるようです。

生きること、いのちあることへの感謝、
また強さと弱さ、苦しみと喜び、一輪の花の中の大自然...。
何気なく目にするすべてのものや、日常の出来事に、
どれだけ多くの意味がこめられていることか。

忙しい日常の中で忘れかけていた大切なことが浮かび上がってきます。

1979年に初めて小さな展覧会が開かれ、
そして一つ一つの作品に宿る不思議な力が、見る人のこころに響いて、
その感動はさざ波のように広がり、「星野富弘 花の詩画展」は日本全国、
および海外各地で開かれています。
群馬県みどり市の「富弘美術館」も、また素晴らしいと聞きました。


お茶の水OCCビルで開かれている「花の詩画展」前期は12月30日(日)まで。
一部作品を入れ替えて後期は2013年1月4日〜3月2日まで開かれています。
割引券を少しだけ頂いてきました。
チラシと一緒にエコフィン・ラボにありますので、よろしければお持ち下さい。

何よりも大切なもの、みつけませんか。

星野富弘「花の詩画展 in お茶の水」
2012年11月2日(金)〜12月30日(日)
(後期:2013年1月4日(金)〜3月2日(土))
会場:OCCビル5F(JR御茶ノ水駅より徒歩3分)
入場料:一般・学生500円







2012年11月9日金曜日

親御さんの愛情がつまった焼き菓子です。


先日、代表が東京町田市の日本聾話学校を訪問した際に頂いた
お菓子のことをお話させて頂きます。
缶のデザインも素敵なこちらの焼き菓子は、
日本聾話学校の親御さんたちでつくる「親の会」が販売されているとのことでした。

包みの横のシールには、
「このお菓子の収益はエルデの協賛を得て、開発途上国の子どもの援助及び、
国内の福祉活動に全額寄付されます」と。

教育機関と家庭が、限りない可能性を秘めた子どもさんの未来・成長を
第一に考え、お互いに協力されているのが伝わってきます。
人間主義の教育、親御さんの暖かな愛情をたくさん注がれた子どもたちは、
のびのびと学び、社会に巣立っていくのですね。

こちらの洋菓子、何かの際には、私たちもぜひ協力をさせて頂こうと思っています。
商品のお問い合わせは「日本聾話学校親の会」へ、とのことです。

2012年11月1日木曜日

「丈夫なダンボールがほしいです!」

今朝、一枚の封筒がエコフィン・ラボに届きました。
中からは、かわらしい字で書かれた4枚の便せん。
日本聾話学校(町田市)小学部の生徒さん、4人からのお手紙でした。

ウィルライフの増田さんへ
 今、そう合の時間に4年生のみんなでふつうのダンボールで家をつくりました。
 でも、たおれてしまうから、丈夫なダンボールを使いたいのです。
 よろしくお願いします。」

今、生徒さんが力をあわせて大きなダンボールハウスをつくっているそうです。
4年生は全部で4人。
全員ではいれるとなると、高さも必要だし随分大きなハウスになります。
ところが普通のダンボールを繫ぎあわせてつくっても、手紙に書いてあるように
「へにょへにょ」になってしまったそうで...。

そこで、以前出版された大型クラフトの本「かんたんハウス(大月書店)」の
最終ページで、ウィルライフの名前をご覧になり問い合わせてくださいました。
(残念ながら現在は発売されていないそうです。)
小さな頃、誰もが一度はダンボールを組み合わせたり繫いだりしてつくったこと
ありますよね。自分でつくった子どもだけの秘密基地、思い出しますね。

トライウォールなら、軽くてとっても丈夫。
きっとみんなで組み立てて、立派なハウスができあがるはず!
4年生のみなさん、「増田さん」が何とかしてくれるから安心してね!


学校法人日本聾話学校は日本で唯一の「聴覚主導の人間教育」をすすめている
私立の聾学校。

特色は、子どもたちに残された聴力を最大限に活かし
「聴き」「話し」、生きた言葉のやりとり(対話)を重視していること。
「人と話す楽しさ」「自分でやってみる楽しさ」をたくさん経験することを
大切にしているのだそうです。

力を合わせ、工夫に工夫を重ね、自分たちの力でつくったダンボールハウス、
きっと、いつまでも記憶に残ることでしょう。
子どもたちの可能性は空の果てまで、トライウォールが結んでくれた一つのご縁を
大切にしたいと感じた今日のエピソードでした。