それはモンゴル国の首都ウランバートルから北に350キロ、ロシアとの国境に位置するセレンゲ県にある。
今年は日本と同じように寒く、飛行機からウランバートルを見た時の印象は、いつもと違って、まだ冬のように草がまだ茶色だった。
しかし、車で1時間ほど走ると辺り一面はこのような景色。
ほっとする。
ドンドン、植林地に向けて走り続ける。
出発して約5時間、ロシアとの国境の町、スフバートルに到着。
ここで植林のエキスパートのジャムスランさんと合流してモンゴル料理のランチ。
お腹が一杯になったところで、約40キロほどにある植林地へ向かう。
草原に入ると牛と羊の家畜の群れに出会う。
草原の小川もランクルでなんのその。この先に植林地があることから、中々ツアーでここまで来ることが難しい。
しかし、ここまで来ると「ああ、来てよかった」といつも思う。
エコフィン「生命の森」2007の植林地に到着。
早速、アカマツの生育状況を見る。
しっかりと活着して成長している。
実は植林した翌年2008年春にこの地は森林火災が発生し苗木は全滅かと思われたが、
モンゴルでは溝を掘って苗木を植えるという手法だったので、表面の草だけが燃えて
溝の苗木は火災の難を逃れ、このように成長している。
それでも厳しい自然環境故、活着率は約50%だ。
それでも、2007年は10haに30,000本を植林しているので15,000本は成長していることになる。
ジャムスランさんと記念撮影。
エコフィンをご利用いただいたお客様の思いが、まだ成長過程ではあるがこのようなカタチになっていることを感謝しつつ、いつしかこの「生命の森」が次世代に引継ぐことが出来ることを強く願った。
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