2013年6月21日金曜日

自分らしい手づくりのお葬式 〜終活フェアin新潟〜

TVや新聞で「終活」という言葉が、よくとりあげられています。
「人生のエンディングを考えることで、より良く生きるために」と言われますが、
では、私にとっての「良い生き方」とは。。。

6月16日(日)、新潟では初めての開催となる「終活フェアin新潟」が開催され、
自分らしい手づくりのお葬式の展示コーナーにて、
表現する棺エコフィン イズ[IS]が展示されました。
明るい日射しが差し込むエントランスロビー。
NPO法人 葬送を考える市民の会楽楽楽工房(ららら工房)のスペースにて、
手づくりの「旅立ちの衣装」と一緒に、
お揃いのカバーを施したエコフィン イズ[IS]が並びました。
この衣装とエコフィンのカバーは、着物をリメイクして作られています。
楽楽楽工房では、最期のときも「美しく自分らしい衣装で送られたい」と
願う方々と一緒に「旅立ちの衣装手づくり講習会」を開き、
多くの方が参加されているそうです。

タンスの中にしまってある着物、とても気に入っているし大切なものだけれど、
今はなかなか袖を通す機会がなくて...という方も多いでしょう。
その人と同じ時間を過ごしてきた着物をほどくひと時は、
静かに人生を振返る時間になることでしょう。
トライウォール地をそのまま活かしてもよし、6色のカバーを選んだり、
お気に入りの布でカバーを手づくりして、
自分らしく「表現する棺」エコフィン イズ[IS]に注目が集まりました。

その場で次から次へと組み合わせのアイデアが飛び交います。
会場内には、ミシンとアイロンを設置、
実際に着物をほどきながら「旅立ち衣装手づくりミニ講座」が開かれ、
熱心に作り方を聞く来場者の姿が見られました。
楽楽楽工房代表の齋藤弘美さん(NPO葬送を考える市民の会副代表理事)の指導のもと、
長襦袢や、ぼかし柄が美しい八掛をつかって、あっと言う間にインナーが
出来上がっていきます。

「自分らしい手づくりのお葬式」
そう。。。すべておまかせにしないで、自分たちで出来ることって、
実はたくさんあるんです。

この日会場内のスペースにて、来場者の方々からゆっくりとお話をお聞きする
機会を頂きました。書籍「女たちのお葬式」を読んで「葬送を考える市民の会」の活動にふれ、そしてエコフィン イズ[IS]を知り、同じように新潟の地で自分らしい葬送について考えていきたい、と語る方がたともお会い出来ました。

人生において幾度か経験してきた葬送の中で、皆さんそれぞれが感じてきた
違和感や、疑問。。。
かつては具体的な解決策や表現方法がわからずに、
そのままの流れに身を任せてしまうこともあったでしょう。
ところが今、「想い」だけにとどまることなく、実際に行動を起こしている方々が、
どんどん増えているのです。
その向こう側には、どれだけ多くの方が同じ「想い」を
抱えていらっしゃることでしょう。。。

エコフィン イズ[IS]は、「 I * Style」を意味しています。
「I」は英語で「私」、私のスタイル、アイスタイルです。
誰もがその人だけのストーリーをもっています。
大切にしてきたことがあります。
その感性を、どうぞ最期の時も大事にしてほしいのです。

自分らしくあるために、エコフィン イズ[IS]に共感してくださる方が
増えていることをとても嬉しく感じています。

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