2012年12月9日日曜日

「もっと木を」more treesが5周年記念イベント


「もっと木を」というコンセプトのもと、
世界的音楽家 坂本龍一氏の呼びかけによって、2007年から活動をスタートした森林
保全団体more trees(モア トゥリーズ)。先日、設立5周年を記念するパーティーが
開かれ、私たちウィルライフお招き頂きました。
樽酒の鏡割り、坂本代表の発声で升酒の乾杯からパーティーはスタート。
岐阜県産ヒノキの升のよい香りが同じ岐阜県産の日本酒によくあいました。
白金台の美しいイチョウ並木を通り、会場へ。
会場はmore treesの活動に賛同しサポートを続ける「アダム エ ロペ ビオトープ irving place

坂本代表と、水谷事務局長の挨拶の後、5年間の活動報告がお二人のトーク形式で
行われました。
more treesが地元の自治体と連携して、間伐を中心とした森林保全活動をすすめる
more treesの森」は北海道から九州まで11ヶ所、植林をすすめるフィリピン 
キリノ州を含めると5年間でなんと12カ所にまで拡大!
地域住民の生活向上とともに、持続的な森林保全がすすめられています。

2008年からはmore trees オリジナルプロダクトが始動。
従来は市場価値がないとされていたスギやヒノキなどの間伐材は、
デザイナーにより新しく生命を吹き込まれ、都市部に住む私たちへ森の恵みを伝える、重要な役割を担います。そして、そのプロダクトを購入することで、その収益は再び森林保全に役立てられるのです。

活動報告の中で、坂本代表は数年前にエコフィン[ウィル]でお母様をおくられた時の
ことにふれ、「よいカタチでおくることができて、良かったと思っています」と
お話されていました。
高知県中土佐町のヒノキの間伐材をふんだんに使った
エコフィン[ウィル]についてもご紹介くださいました。
5年間の活動をまとめた冊子が来場者に配られました。
オリジナル プロダクツのページには、NTTドコモTOUCH WOOD
被災地に贈られたテーブル等とならんでエコフィン[ウィル]の紹介も。

2010年、六本木アクシスで開催された「more trees展」の様子。
レセプションには400名以上の人が訪れ、注目度の高さが伺えます。

「more treesの森」があり、高知県中土佐町の美しい風景。
この町で間伐されたヒノキがエコフィン[ウィル]に使われています。
今回のパーティーには、発起人、賛同人をはじめ、賛同企業やサポーターなど、
本当に多くの方々が集まっていました。
水谷事務局長は「5年は森林の時間で考えると一瞬のことです。しかしこの一瞬一瞬こそが、未来へつながるステップであり、大事にすべきとことであると考え活動を続けています」と語っています。

私たちもお客様や関係頂いています皆様とともに「森と人をつなぐ」壮大な
プロジェクトに 関わっていることを深く感じ、その想いを一人でも多くの人に伝え、共有していきたいと思います。

最後に、坂本龍一代表からのメッセージを一部ご紹介させて頂きます。
 
「 5年の間に時代は大きく変わりましたが、森は悠久の時間の中に生きています。
  我々の生活よりはるかに長い期間、我々の文化の歩みを見守ってきた森に、
  新しい未来の素地を見いだすことも可能でしょう。
  私たちの活動に終わりはありません。
  常に新たな森の可能性を開いていく所存です。
  これからも国内外の森を元気にするために、引き続きお力をお借りできればと
  思っています。
 
  more trees! 」
 

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