2012年11月1日木曜日

「丈夫なダンボールがほしいです!」

今朝、一枚の封筒がエコフィン・ラボに届きました。
中からは、かわらしい字で書かれた4枚の便せん。
日本聾話学校(町田市)小学部の生徒さん、4人からのお手紙でした。

ウィルライフの増田さんへ
 今、そう合の時間に4年生のみんなでふつうのダンボールで家をつくりました。
 でも、たおれてしまうから、丈夫なダンボールを使いたいのです。
 よろしくお願いします。」

今、生徒さんが力をあわせて大きなダンボールハウスをつくっているそうです。
4年生は全部で4人。
全員ではいれるとなると、高さも必要だし随分大きなハウスになります。
ところが普通のダンボールを繫ぎあわせてつくっても、手紙に書いてあるように
「へにょへにょ」になってしまったそうで...。

そこで、以前出版された大型クラフトの本「かんたんハウス(大月書店)」の
最終ページで、ウィルライフの名前をご覧になり問い合わせてくださいました。
(残念ながら現在は発売されていないそうです。)
小さな頃、誰もが一度はダンボールを組み合わせたり繫いだりしてつくったこと
ありますよね。自分でつくった子どもだけの秘密基地、思い出しますね。

トライウォールなら、軽くてとっても丈夫。
きっとみんなで組み立てて、立派なハウスができあがるはず!
4年生のみなさん、「増田さん」が何とかしてくれるから安心してね!


学校法人日本聾話学校は日本で唯一の「聴覚主導の人間教育」をすすめている
私立の聾学校。

特色は、子どもたちに残された聴力を最大限に活かし
「聴き」「話し」、生きた言葉のやりとり(対話)を重視していること。
「人と話す楽しさ」「自分でやってみる楽しさ」をたくさん経験することを
大切にしているのだそうです。

力を合わせ、工夫に工夫を重ね、自分たちの力でつくったダンボールハウス、
きっと、いつまでも記憶に残ることでしょう。
子どもたちの可能性は空の果てまで、トライウォールが結んでくれた一つのご縁を
大切にしたいと感じた今日のエピソードでした。

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