昨年の秋に「女たちのお葬式」という書籍が出版された。
札幌にあるNPO法人「葬送を考える市民の会」の15年以上にわたる活動の記録が詳細に記されたもの。
札幌の図書館では予約待ち100人が続いているとか・・・。
この団体とは私たちがトライウォール製の棺をアメリカで製造されたものを輸入していた時代にいち早く取り入れてくださった団体でもある。
この時は、ある方を通してのことだった。
書籍が出版された後のイベントでどのような変化があるのか?
また、ないのか?興味があったことと、
新製品エコフィン[iS]も展示するというともあり、
参加者がどのような反応を示してくださるか・・・など、
実際に自分の目で、耳で、参加者と接して知りたかった。
午前9時に開場へ。
大きな会場。
まず、会場作り。
開場は11時だが、10時頃になるとお客様が少しずつ集まってきた。
11時頃には既に100人以上。
どんどん集まってくる。
入り口で資料を受け取り会場内へ・・・。
私もエコフィンの説明を開始。
これが段ボール製の棺ですか!
あの旅立ち衣装のように事前に準備しておけばいいだね。
着なくなった着物もいっぱいあるし、最後は処分することになるし・・・だったら自分の好きなようにアレンジすれば・・・
考えたらほんとにその日が来るのが楽しみになってくるね。
頼んだらいつ届きますか?
折り畳み式!
寄せ書きもできるんだ~。
こんな棺、欲しかった。
おいくらですか?
どの葬儀社でも使えるの?
持ち込んでもいいのかしら?
既成のカバーも用意しますよ、といって写真を・・・
わあ、おしゃれ。
植林もついているし、
moreTreesのも寄付できて、環境にも貢献できるって、すてき。
突然、入っていいですか?
といって3人の方が入棺。
周囲には多くの方が集まって
テレビ局の撮影・・・・
同時に旅立ち衣装の講習。
女性がいっぱい。
旅立ち衣装のコーナー。
どの衣装も美しく、気安いようjにアレンジされている。
すべて着物のリフォーム。
現在仏壇、手元供養、遺影写真のご紹介コーナー。
午後からは模擬葬儀。この時300人ほどの来場者で開場は満席。
二つの事例が展示されいて、その内容を丁寧にスライドを使って説明。
この会の趣旨、これまでの活動についてのお話。
突然、予告もなくエコフィンの説明を!と言われて短くコメント。
みなさん、環境には関心が高いのには驚く。
これまで様々な葬送に関するイベントにメーカーとして参加したり、
見に行ったりしてきましたが、
市民が、市民のために法人化して活動の一環としてのイベントでは多分最大規模ではないかと思った。
それは、なによりパネル展示等を拝見すると、親身になって、丁寧に活動してきた結果ではないかと思わされた。
会員の方の相談を受けてなるほどそれは必要だなとなればメニュー化されてきている。
実に幅広い活動。
書籍の出版により、全国から問合せがあるそうです。
自分の住んでいるところにはこのような会はないのか・・・
自分たちも同じ想いなので、会をつくるので教え欲しいとか・・・
先駆的に、地道に活動してきた証。
本の中でもお墓のことが紹介されていますが、この団体の活動を通じて同じようなお墓が函館と北見にもできたそうです。
これは、市民団体の活動の成果。
「女たちのお葬式」は、ますます熱い。
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