とても冷え込む週末のお天気となった東京。
まだ雪のちらつく札幌から、
「葬送を考える市民の会」 副代表理事の齊藤さんをお迎えし
エコフィン・ラボにて、講習会を行いました。
「葬送を考える市民の会」は、事務局はすべて女性、
・納得のいく最期のお別れがしたい
・心のこもった送り方・送られ方を考えたい
・最期の旅立ちを自分らしくしたい
そういう思いから、女性ならではの「生活のリアリティ」を大切に
常識や慣習にとらわれず、それぞれが納得のいく葬送の在り方の実現をめざして活動されている市民団体です。
と、挨拶も早々に、旅立ち衣装の試着会が始まります。
箱のなかから、あれよあれよと、
デザインの異なる旅立ち衣装の数々、試着会が賑やかに続きました。
齊藤さんが頭部覆いのヴェールをみせてくださいました。
「この色と素材が、美しくみせてくれるのよ!」というお話に
参加者全員、納得!でした。
青みよりのピンクのヴェールは、黄みよりのピンクより
肌を美しくみせてくれるという違いがよくわかりました。
あんまりお顔は直接見せたくないのよね、
という声から試行錯誤でこのヴェールが出来上がったそうです。
創意工夫が施されていて、本当に圧倒されます。
大判のろうけつ染めスカーフでアレンジ
フェミニンな優しさと温かさを感じるアレンジ
講習会の内容
1日目 旅立ち衣装の試着会 エコフィン・イズの入棺体験
2日目 着物から旅立ち衣装 袴と羽織から棺カバー製作
なんと、袴を解くと中から、昭和初期の新聞が見つかりました!
普段は目にしたことのない旅立ち衣装、
色々なアレンジを見せていただいたエコフィン・iS(イズ)棺カバー。
着物からのリメイクにも、驚きの技が随所にありとても驚きます。
「私らしい」棺と、「私らしい」棺カバー、「私らしい」旅立ち衣装、揃えたら、
最期を迎えるそのとき、どんなふうになるのだろうと想像してしまいます。
充実した2日間の講習会の内容を数回にわけてご紹介していきます。
◆葬送を考える市民の会
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