2012年7月18日水曜日

ダンボールの飛行機が空を飛ぶ?! その2

先日7月13日(金)21:00〜放送された、
テレビ東京「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ」。

誰もが幼い頃に一度は遊んだことのある、ゴムで動く飛行機のおもちゃ。
「とっても大きなゴム動力の飛行機をつくったら、
人が乗って飛べるんじゃないか?」という疑問を検証するため、
トライウォール製の飛行機がつくられていく様子が紹介されました。

果たして、ダンボールの飛行機は空を飛ぶのか???
私もテレビの前で釘付けになり、飛行の瞬間を待ちました。

そのプロジェクトの模様を、ご紹介します。
(本来なら、画像を合わせてご紹介したいところなのですが、
著作権法の関係でご紹介できないのが残念です・・・!)

今回、巨大なゴム動力飛行機を製作するのは、日本航空専門学校の皆さん。
形状や重量、空気抵抗との関係を考慮して設計図が出来上がっていきます。
ポイントはいかに軽い素材を使用するか。

そこで選ばれたのが、強化ダンボール「トライウォール」。
放送では、トライウォールを使用した様々な製品を開発し、
ユニークなアイデアでチャレンジを続ける「タカムラ産業」さんのご協力で、
その強度について紹介されました。

例えば、何枚か張り合わせた棒状のトライウォール
スイカ割の容量でコンクリートブロックに振り下ろすと、
見事にブロックがまっぷたつに!
大人が乗って回れるトライウォール製メリーゴーランドや、人力車まで!

機体の長さは7m、翼の端から端まではなんと14m!
そして重さは40kgに設計。
設計図のとおりに、着々と飛行機はつくられていきます。

ところが、ここで問題が!
なんと重量オーバー!
ちょうど梅雨時だったということもあって、ダンボールが湿気を吸って
重くなってしまったのですね・・・
約20kgの軽量化を図らなければ。

大勢の生徒さんの手で飛行機はつくられていきます。
そして、いよいよ巨大なトライウォール製の飛行機が姿を見せました!
もちろん、人が乗れる操縦席も完備。
翼には軽量化のために丸い穴があけられています。

さあ、いよいよ飛行実験か?!
・・・と、思ったのですが、この飛行機、実はまだ製作途中。

あとはゴム動力を取り付けて、7月中には飛ばしたい!ということでした。
ちなみに所さんが7月に飛ぶならと、この飛行機に「ゴムing 7月」と命名。
「必ず飛ばそうぜ!」と激励をおくりました。

もともとトライウォールは重量物の梱包材として開発された素材です。
軽くて、丈夫、水にも強い!
しかもその高い強度だけでなく、原材料から接着剤、製造工程に至るまで
徹底的に環境に配慮して製造されており、また処分の際には、
全て良質の紙としてリサイクルが可能で環境性能が高い素材です。

いつもエコフィン・ラボで皆さんにご覧頂いている環境共生型の棺
エコフィン」は、このトライウォールでつくられています。
人生の最期においても次世代を考えた選択をしたい、と願う
日本全国の方々に支持されています。

トライウォールという素材は、物流業界の方々には周知されていますが、
今回の放送で梱包材としてだけでなく、
アイデア次第でたくさんの可能性を秘めている素材であることを、
より多くの方々に知って頂けることをとても嬉しく思います。

「巨大ゴム飛行機で人は空を飛べるのか!?」
このプロジェクト、私も心から応援しています!
次回の放送が決まりましたら、またお知らせしますので、
どうぞ続編をご期待下さいね。

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