日本国内での死亡原因の1位は「ガン」です。
しかし、世界でとなると驚きました。「飢餓」で、1分間に17人「飢餓」で亡くなっている。
食料がなくて亡くなっている人がいるということです。飽食の日本の中にいたら、全く気がつかないことです。
飢餓のない世界の実現のために「ハンガーゼロ」運動を推進している日本国際飢餓対策機構によれば、今も世界では9億2500万人が、食べるものがなく「飢餓」で苦しんでいて、世界の7人に1人、アフリカ全体で3人に1人が飢えているとのことです。
◆アジア・太平洋 5億7800万人
◆サハラ以南のアフリカ 2億3900万人
◆中東・北アフリカ 3700万人
◆ラテンアメリカ・カリブ海 5300万人
で、食料は足りないのかというと、実は世界では、穀物だけでも世界中の人が生きていくのに必要な量の倍以上近くが生産されて、他の食料をあわせればあまりあるほどのものがあるということです。
世界の穀物生産量(2008年)
22億2450万t÷67億4970万人=1人330kg(井年の必要穀物量は1人180kg)
しかし、世界の飢餓人口は減るどころか増え続けています。
世界人口の18%が先進国に住み、世界の穀物の39%を消費。
5分の1の先進国の人が、世界中の穀物の5分の2を消費。
そして、世界の5分の4の開発途上といわれる国に住み、世界の5分の3の穀物で暮らしています。
干ばつによって作物の収穫が減り、深刻な食糧難に陥いっています。
干ばつの要因はいろいろあるのかもしれませんが、私たちのCO2を大量に排出する快適な暮らしが負荷をかけているのかもしれません。
世界の人々が安心して暮らせる、持続可能な社会づくりが求められています。
私たちひとりひとりは、どのようなアクションをする必要があるのでしょうか。
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