2013年4月5日金曜日

【宇宙菜の花成育日記 その5】菜の花満開!


昨年の秋からはじまった「宇宙菜の花プロジェクト」。
寒い冬を過ぎ、2月の大雪にも負けず、菜の花はすくすくと成長し、
そして今、全国で満開のときを迎えています。

エコフィン・ラボの小さかった苗も、こんなに立派に花を咲かせるまでに
なりました。ラボの玄関で春の風にそよそよと揺れ、皆さんをお迎えしています。

全国で育てて下さっている皆さんからも、続々と開花のお知らせが届いています。

「たくさんの菜の花で卒業生をおくりたい!」とビニールシートで苗を覆い、
大切に育てて下さっていた埼玉県草加市立青柳中学校CFCの皆さん。
今年の冬は本当に寒く、苗の成長が心配なところです。
しかも予想外の大雪にみまわれたり...
果たして3月に行われた卒業式に【宇宙菜の花】は間に合ったのでしょうか...?
もちろん、こんなに見事に咲きました!
CFC会長さまは、式典の中のご挨拶で「生徒たちに、少しでも宇宙を感じて
もらえたら」と【宇宙菜の花】のお話も組み入れて下ったそうです。
生徒さんに寄せる想いを、菜の花も感じて頑張りましたね。
卒業をむかえた生徒さんにとって、地域の皆さんが暖かく見守っていらっしゃる
ことは、何よりこれからの支えになることでしょう。
素晴らしいエピソード、本当にありがとうございました。

そして茨城県から届いたお便りです。
3歳の双子のお孫さんの家の前にある大きな池、近くには小学校があり、
「通学の生徒さんに菜の花の土手を見せたあげたい」と育ててくださっていました。
「来年はもっと種を増やして、土手いっぱいに菜の花を咲かせるのが夢です」と。



マンションのベランダのプランター栽培だって、こんなに大きく育ちました!
朝、ベランダのガラス戸を開けるたびに明るい気持ちになります。

実家の母は小さな植木鉢で、可愛く育ててくれました。

埼玉県秩父市の「株式会社むさしの」さんは、事務所の前で育ててくださいました。
ピンクの芝桜とのコラボレーションです。
ご覧になった方々が、季節を感じ心やすまるひと時を過ごされていらっしゃるのでは、と思っています。

昨年の秋に「宇宙菜の花」の2世種子を差し上げます、とお知らせしたところ、
全国の様々なところにお住まいの方からお声をかけて頂きました。
「美しく咲く菜の花を見せてあげたくて」と、誰かのために想いをこめて
育てていらした方が多かったのがとても印象的です。

その後、苗が成長する様子をメールでたくさん送って下さいました。
時折届くお写真が本当に嬉しく、ラボで苗を育てながら、皆さんと同じ思いで
成長を見守ってきました。
雪にも負けず気温の上昇とともにぐんぐんと成長する植物の生命力、
次の種が出来て生命が繋がっていく様子...。
種から育てる喜びとともに、皆さんと一緒に貴重な時間を過ごさせて頂きました。

季節を感じさせてくれる植物の大切さを感じると共に、
小さな種が結んでくれた、たくさんのご縁に感謝の思いでいっぱいです。


※「宇宙菜の花便り」のメール送り先
ecoffinlabo@willife.com

宇宙菜の花成育日記その3】今年2月のレポート

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