2012年12月9日日曜日

神戸にて市民が中心となった「エコ葬展」が開かれました。

 12月2日(日)兵庫県立神戸生活創造センターにて、
人と地球にやさしい「エコ葬展」が開催されました。

 今回の「エコ葬展」の特徴は、市民団体が中心となって
企画、開催されたイベントだということです。
日常生活の中において環境に負荷をかけない選択をし、着物をリサイクルした
ものづくりの啓蒙や、地域とのコミュニティづくりを大切にしている方々が、
「お葬式」においても自分たちらしく、次世代のことを考えた選択をしたいとの
想いから、今回の「エコ葬展」が実現しました。
ウィルライフ代表が「葬儀と環境の繋がり」についてお話致しました。
 午前中は、二つのセミナー
◎「人と地球にやさしいお葬式」
  (講師:ウィルライフ代表 増田進弘)、
◎「自分でつくるお別れのかたち」
  (講師:エンディング・プロデュ−ス代表 天宅紘美氏)
が行われ、時折笑い声があがる和やかな雰囲気の中、
メモを取り真剣に話を聞く参加者の姿が見られました。
風が強く寒い日でしたが、多くの関心の高い人々が集まりました。
中にはご夫婦で参加している方々も。

セミナー講師をつとめた、エンディング・プロデュース代表 天宅紘美さん
 午後は展示物を囲んでの交流・座談会。
午前中のセミナーで「お葬式も環境に負荷をかけていることを初めて知った」という
方々は、直接もって重さを確かめてみるなど環境配慮型のエコフィンに興味津々。
「へ〜、これがエコフィン。丈夫なのね!」
 また、今回発表した個人の感性を表現する棺エコフィン[is]について、
どのような活用ができるか、活発な意見が交わされました。
エコフィン[is(イズ)] 心をこめて自分らしく演出できる「表現する棺」
周りにあつまった皆さんから、様々なアイデアが飛び出しました。
着物地を使ったエコ骨壺袋の展示。
「私の骨壺袋」と題して、作品によせる想いもしたためられています。 
内側も、細かなところまで丁寧に心がこもっているのを感じます。
大小二つ、お揃いで。
こちらはカーテンの生地を活用したそうです。
会場内実演コーナーでは、着物の切れ端をつかって「ふくろう(不苦労)」づくり。
みんなで「あんなこと、こんなこと」おしゃべりしながらチクチクする楽しいひと時。
東京から持っていった着物。先生自前の鋏がサササっと動き、
解体のコツを教えて頂きました。この着物はいつか新しい作品に..,
使わなくなった着物が、こんなにすてきなジャケットやブラウスに。
その場ですぐに試着して撮影会が始まりました。

先生の作品は抜群のセンス!
着てみた皆さんもとっても素敵な笑顔に。

左側の天宅さんが来ているチュニックは夏物の着物帯をリメイク。
大好評でした!
  今回の「エコ葬」展に参加された方からは、
「環境にやさしい葬儀の必要性がよくわかりました。」
「お葬式もこんなにいろいろなものを消費し、環境破壊しているとは思わなかった。
 今後のことを考えると良い機会になりました。」
「具体的な話で大変役立ちました。」
「自分の将来のことを考えた時、良い参考になった。」
そして、
「普段からモノを大切にし、想いのこもったものを繫いで活かすことを大切に
 しているわたし達だから、当然「心をこめて自分らしくおくるお葬式」には
 みんな共感するわ!」と・・・。

 神戸は特に「環境に関心が高い人が多い」とも聞きますが、全国には同じ考えを
もつ方々が大勢いらっしゃるはずです。
そのような方々は自分だけのことではなく、広い視野で次世代のこと、未来の地球に
ついて考え、エコフィンに深く賛同し大きな期待を寄せて下さっています。
点と点を結び、新しいコミュニティが生まれることで「人と地球にやさしいお葬式」は加速度をまし、「自分らしい葬送」の実現に繋がるのではないでしょうか?

 今回、市民が中心となって実現した「エコ葬展」に参加する機会を頂いたこと
また沢山の想いを同じくする方々との出会いに心から感謝をし、
これからもウィルライフは、皆さんの想いを実現するお手伝いをすすめて参ります。

「もっと木を」more treesが5周年記念イベント


「もっと木を」というコンセプトのもと、
世界的音楽家 坂本龍一氏の呼びかけによって、2007年から活動をスタートした森林
保全団体more trees(モア トゥリーズ)。先日、設立5周年を記念するパーティーが
開かれ、私たちウィルライフお招き頂きました。
樽酒の鏡割り、坂本代表の発声で升酒の乾杯からパーティーはスタート。
岐阜県産ヒノキの升のよい香りが同じ岐阜県産の日本酒によくあいました。
白金台の美しいイチョウ並木を通り、会場へ。
会場はmore treesの活動に賛同しサポートを続ける「アダム エ ロペ ビオトープ irving place

坂本代表と、水谷事務局長の挨拶の後、5年間の活動報告がお二人のトーク形式で
行われました。
more treesが地元の自治体と連携して、間伐を中心とした森林保全活動をすすめる
more treesの森」は北海道から九州まで11ヶ所、植林をすすめるフィリピン 
キリノ州を含めると5年間でなんと12カ所にまで拡大!
地域住民の生活向上とともに、持続的な森林保全がすすめられています。

2008年からはmore trees オリジナルプロダクトが始動。
従来は市場価値がないとされていたスギやヒノキなどの間伐材は、
デザイナーにより新しく生命を吹き込まれ、都市部に住む私たちへ森の恵みを伝える、重要な役割を担います。そして、そのプロダクトを購入することで、その収益は再び森林保全に役立てられるのです。

活動報告の中で、坂本代表は数年前にエコフィン[ウィル]でお母様をおくられた時の
ことにふれ、「よいカタチでおくることができて、良かったと思っています」と
お話されていました。
高知県中土佐町のヒノキの間伐材をふんだんに使った
エコフィン[ウィル]についてもご紹介くださいました。
5年間の活動をまとめた冊子が来場者に配られました。
オリジナル プロダクツのページには、NTTドコモTOUCH WOOD
被災地に贈られたテーブル等とならんでエコフィン[ウィル]の紹介も。

2010年、六本木アクシスで開催された「more trees展」の様子。
レセプションには400名以上の人が訪れ、注目度の高さが伺えます。

「more treesの森」があり、高知県中土佐町の美しい風景。
この町で間伐されたヒノキがエコフィン[ウィル]に使われています。
今回のパーティーには、発起人、賛同人をはじめ、賛同企業やサポーターなど、
本当に多くの方々が集まっていました。
水谷事務局長は「5年は森林の時間で考えると一瞬のことです。しかしこの一瞬一瞬こそが、未来へつながるステップであり、大事にすべきとことであると考え活動を続けています」と語っています。

私たちもお客様や関係頂いています皆様とともに「森と人をつなぐ」壮大な
プロジェクトに 関わっていることを深く感じ、その想いを一人でも多くの人に伝え、共有していきたいと思います。

最後に、坂本龍一代表からのメッセージを一部ご紹介させて頂きます。
 
「 5年の間に時代は大きく変わりましたが、森は悠久の時間の中に生きています。
  我々の生活よりはるかに長い期間、我々の文化の歩みを見守ってきた森に、
  新しい未来の素地を見いだすことも可能でしょう。
  私たちの活動に終わりはありません。
  常に新たな森の可能性を開いていく所存です。
  これからも国内外の森を元気にするために、引き続きお力をお借りできればと
  思っています。
 
  more trees! 」
 

2012年11月20日火曜日

全国から「菜の花便り」が届いています。

「宇宙菜の花」の種をお送りした皆さんから、
その後種まきや発芽、成長の様子など、メールやブログで、
たくさんのご報告が届いております!
今日は、ラボログでご紹介させて頂きますね。

こちらは埼玉県草加市立青柳中学校CFC会長小川利八さんから届いたお写真です。
種まきから三週間!なんとこんなに大きく育っています!
感動!
 菜の花を校庭に咲かせ、卒業生をおくるイベントを企画なさっているとお聞きし、
もし、発芽しなかったら大変...と少し多めに送らせていただいたところ、
こんなにたくさんの芽がそろった菜の花畑の写真を送って頂き、ホッと一安心。
生徒の皆さんに、少しでも宇宙を身近に思ってもらえたらいいですね。

実はこちらでは種をまいた後、強い雨をさけられるようにと
ビニールで多いをかぶせているのです。
土壌、適切な温度、何より親御さんたちの愛情が、
たっぷり注がれている様子が伝わってきます。

そして次のお写真は茨城県牛久市の方より。
お孫さんに菜の花でいっぱいの土手を見せてあげたい!とご連絡を下さいました。

小さな双葉がかわいらしい!
お孫さんたちと一緒にすくすくと大きくなって、
たくさんの花を咲かせますように・・・。

他にも・・・
クリスタルボウル・サウンドヒーラーのはら・まゆ魅さんが、ブログ
紹介して下さったり、
http://ameblo.jp/aniel369/entry-11400998096.html

町田市のアトリエ兼カット専門店「smartwhip」さんも、
種まきの様子をブログで紹介して下さいました!
http://mobi.smartwhip.net/?eid=1612980

「宇宙菜の花」の種が、このようなカタチで皆さんとご縁を結んでくださるなんて、
本当に嬉しい限りです。
エコフィン・ラボの菜の花畑は日当りが悪くて、苗はまだまだ小ちゃいままですが、
毎日ほんのすこしずつ大きくなっているのが分かります。

ぜひ、皆さんも成長の度合いやエピソードをエコフィン・ラボまでお知らせ下さい!
日本中に「宇宙菜の花」の大きな和が拡がっていきますように!

※「宇宙菜の花便り」のメール送り先
ウィルライフ株式会社  エコフィン・ラボ
ecoffinlabo@willife.com

※「宇宙菜の花」とは?
http://ecoffinlabo.blogspot.jp/2012/10/blog-post_18.html

エコフィン・ラボでお分けしていた「宇宙菜の花」の種は予定数に達したので、
現在、種のお申し込みは終了とさせて頂きました。





いのちより大切なもの

とても美しく、やさしい展示会でした・・・

お茶の水で開かれている星野富弘さんの「花の詩画展」にいってきました。
雰囲気のある文字、繊細でかつ力強い色彩、やわらかな空気感...。
実はこの字も、花の絵も、筆を口にくわえて描かれたものなのです。
(写真は、会場で頂いたパンフレットより)
星野さんは1970年24歳のとき、新任教師として中学校のクラブ活動を指導中に、
頸椎を損傷する事故に遭い、首から下の自由を奪われてしまいました。
そして、自分を励ましてくれる友人や生徒に返事を書きたいと、
筆を口にくわえて時を書き始め、やがて詩を書き、絵を描くようになったのだそうです。

まるでツグミたちが枝でさえずるような文字、
そして生命力が溢れる、素朴でいて力強い野の花や鮮やかな花たち。

一つ一つの作品に、だんだんと惹きこまれていきます。

それは誰もがもっている幼い頃の記憶や
何気ない日常の、何でもないけれど愛おしい瞬間。
こころの深いところにしまっておいた感情が揺さぶられるようです。

生きること、いのちあることへの感謝、
また強さと弱さ、苦しみと喜び、一輪の花の中の大自然...。
何気なく目にするすべてのものや、日常の出来事に、
どれだけ多くの意味がこめられていることか。

忙しい日常の中で忘れかけていた大切なことが浮かび上がってきます。

1979年に初めて小さな展覧会が開かれ、
そして一つ一つの作品に宿る不思議な力が、見る人のこころに響いて、
その感動はさざ波のように広がり、「星野富弘 花の詩画展」は日本全国、
および海外各地で開かれています。
群馬県みどり市の「富弘美術館」も、また素晴らしいと聞きました。


お茶の水OCCビルで開かれている「花の詩画展」前期は12月30日(日)まで。
一部作品を入れ替えて後期は2013年1月4日〜3月2日まで開かれています。
割引券を少しだけ頂いてきました。
チラシと一緒にエコフィン・ラボにありますので、よろしければお持ち下さい。

何よりも大切なもの、みつけませんか。

星野富弘「花の詩画展 in お茶の水」
2012年11月2日(金)〜12月30日(日)
(後期:2013年1月4日(金)〜3月2日(土))
会場:OCCビル5F(JR御茶ノ水駅より徒歩3分)
入場料:一般・学生500円







2012年11月9日金曜日

親御さんの愛情がつまった焼き菓子です。


先日、代表が東京町田市の日本聾話学校を訪問した際に頂いた
お菓子のことをお話させて頂きます。
缶のデザインも素敵なこちらの焼き菓子は、
日本聾話学校の親御さんたちでつくる「親の会」が販売されているとのことでした。

包みの横のシールには、
「このお菓子の収益はエルデの協賛を得て、開発途上国の子どもの援助及び、
国内の福祉活動に全額寄付されます」と。

教育機関と家庭が、限りない可能性を秘めた子どもさんの未来・成長を
第一に考え、お互いに協力されているのが伝わってきます。
人間主義の教育、親御さんの暖かな愛情をたくさん注がれた子どもたちは、
のびのびと学び、社会に巣立っていくのですね。

こちらの洋菓子、何かの際には、私たちもぜひ協力をさせて頂こうと思っています。
商品のお問い合わせは「日本聾話学校親の会」へ、とのことです。

2012年11月1日木曜日

「丈夫なダンボールがほしいです!」

今朝、一枚の封筒がエコフィン・ラボに届きました。
中からは、かわらしい字で書かれた4枚の便せん。
日本聾話学校(町田市)小学部の生徒さん、4人からのお手紙でした。

ウィルライフの増田さんへ
 今、そう合の時間に4年生のみんなでふつうのダンボールで家をつくりました。
 でも、たおれてしまうから、丈夫なダンボールを使いたいのです。
 よろしくお願いします。」

今、生徒さんが力をあわせて大きなダンボールハウスをつくっているそうです。
4年生は全部で4人。
全員ではいれるとなると、高さも必要だし随分大きなハウスになります。
ところが普通のダンボールを繫ぎあわせてつくっても、手紙に書いてあるように
「へにょへにょ」になってしまったそうで...。

そこで、以前出版された大型クラフトの本「かんたんハウス(大月書店)」の
最終ページで、ウィルライフの名前をご覧になり問い合わせてくださいました。
(残念ながら現在は発売されていないそうです。)
小さな頃、誰もが一度はダンボールを組み合わせたり繫いだりしてつくったこと
ありますよね。自分でつくった子どもだけの秘密基地、思い出しますね。

トライウォールなら、軽くてとっても丈夫。
きっとみんなで組み立てて、立派なハウスができあがるはず!
4年生のみなさん、「増田さん」が何とかしてくれるから安心してね!


学校法人日本聾話学校は日本で唯一の「聴覚主導の人間教育」をすすめている
私立の聾学校。

特色は、子どもたちに残された聴力を最大限に活かし
「聴き」「話し」、生きた言葉のやりとり(対話)を重視していること。
「人と話す楽しさ」「自分でやってみる楽しさ」をたくさん経験することを
大切にしているのだそうです。

力を合わせ、工夫に工夫を重ね、自分たちの力でつくったダンボールハウス、
きっと、いつまでも記憶に残ることでしょう。
子どもたちの可能性は空の果てまで、トライウォールが結んでくれた一つのご縁を
大切にしたいと感じた今日のエピソードでした。

2012年10月26日金曜日

【宇宙菜の花成育日記その1】新しいプロジェクトがスタートしました!

ひと夏の間、エントランスを涼しく彩ってくれた「宇宙ヘチマ」。
秋になり、エコフィン・ラボではあらたな宇宙プラントプロジェクトが
スタートしています。次なる宇宙帰りの植物は・・・「菜の花」!

「菜の花」の種まきに適している時期は10月末頃までということもあり、
早速10月22日(月)に、㈱ラグランジェさんから届いた「宇宙菜の花」の種をまきました。
 「菜の花」の種は一粒が小さなごま粒くらいの大きさ。
2cmほどの穴をあけ、一つの穴に3〜5粒くらいずつまき、
うっすらと土をかぶせます。
 種と一緒に届いた証明書つきの看板も設置しました。
 ここ数日は朝晩は随分冷え込むようになりましたので、
念のため、室内におけるようポットにも種を数粒ずつまきました。

そして、種をまいてから3日目にあたる10月25日の夜、
強い光が当たらないようにかけてあった覆いをはずすと・・・
小さな芽がでているのを発見!
そとに設置してあるプランターは、まだ一つも芽がでていません。
翌朝には、合計5つの芽がでていました。
  ハート形の芽が、とってもかわいらしいです。
まだまだ弱々しいので、少し大きくなり安定してきたら、
外のプランターに移そうと思います。

前回のヘチマの時は発芽まで約二週間かかり、何とも待ち遠しかったものですが、
今回発芽を確認できて、ホッと一安心。
これから種をまく皆さんも、種まきに適した時期からは少し気温が下がって
いますので、発芽までは室内の暖かいところで見守った方が良いかもしれませんね。

皆さんも一緒に「宇宙菜の花」育ててみませんか?
ご希望の方には、種を無料でお分けしています。
都内はもちろん、埼玉から、兵庫県から・・・毎日様々なところから
お問い合わせを頂き、来年の春に日本各地で黄色い菜の花が咲くのを想像すると
本当に楽しみですね。

「宇宙菜の花」の種をご希望の方は、メールでお受けしています。
件名を「宇宙菜の花の種希望」、本文にお名前を記載の上、
エコフィン・ラボのアドレス(ecoffinlabo@willife.com)までお送り下さい。
折り返し、郵送までの流れをメールにてお知らせ致します。
(※先着300名様までとさせて頂きます。)

お問い合わせは、
ウィルライフ株式会社 エコフィン・ラボ(TEL03-6861-3355)

詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.willife.com/?p=1673


2012年10月22日月曜日

ラボに届いた黄色い風船

今朝、エコフィン・ラボの玄関先の植木鉢に、
少ししぼんだ黄色い風船がからまっていました。
風船についているメッセージを見ると、
「未来に羽ばたく子どもたちの夢と希望を乗せて、この風船を大空に飛ばします」。
港区の小学校の創立記念行事で生徒さんがとばした風船が
風に吹かれて、ラボに不時着したようです。
紙の裏には3年生の生徒さんの字が書かれています。
「未来の地球にできること」
「ぼくは みんなとなかよくなって いきたいです」

そうですね・・・。
「仲良くなる」ということはお互いを理解し、尊重すること。
みんなが自分のことだけじゃなくて、お互いのことを想いあえば
争いや諍いはなくなり、
未来の地球には緑と笑顔が溢れることでしょう。

3年生のT.Wさん、大事なメッセージをありがとう。

風船は広い空を飛んだ後、エコフィン・ラボにたどり着きました。
そこで、「風船を受け取ったよ」と言うメッセージをこめて、
T.Wさんが通う小学校に宇宙の記憶を宿す「宇宙菜の花」の種を
届けることにしました。
宇宙ってどんなところなんだろう、いつか行けるかな・・・
宇宙に想いをはせながら、黄色い菜の花と一緒に
学校中に笑顔の花がたくさん咲くことを願いつつ・・・。


2012年10月19日金曜日

メモリアル・ダイヤモンドのセミナーで感じること


雨があがり、今日は朝から気持ちのよい青空が広がりました。

本日はエコフィン・ラボにて「輝かせよう!世界でひとつだけのダイヤモンド」
セミナーを開催しました。

メモリアル・ダイヤモンドのセミナーは、昨年12月から毎月一回開催してきました。
毎回お問い合わせが多く、人気が高い講座の一つです。


今回で11回目となり、今までにも多くの方がご参加下さいました。
積極的にご質問されたりお話されるかた、静かにじっと聞かれている方、
お子さんが「まだ小さくって」とおっしゃるお若い女性、
お孫さんがホームページで資料請求してくれたという年配の方・・・。

窓から穏やかな午後の日射しが差し込むセミナースペースで、
講座の後はお茶を飲みながら、皆さん経験されたことや想いをお話し下さいます。
時には涙ぐまれながらお話されたり、
他の方のお話に「わかります...。わかります...。」と、深くうなづかれている方も。

参加される方々の年代や、住んでいらっしゃる地域、
性格は、もちろん皆さんそれぞれに違います。

でも、ごく親しい人を亡くされた、
同じ心を共有されているのを、その場にいて強く感じるのです。

この講座は「メモリアル・ダイヤモンド」について知っていただくだけの
講座ではなく、短い時間かもしれませんが、参加された方同士が
想いや経験を共感しあう、(心の)交流の場であることも
大切にしたいと思っています。

「輝かせよう!世界でひとつだけのダイヤモンド」セミナーは、
来月で丸一年を迎えますが、アルゴダンザ・ジャパンさんの協力のもと、
引き続き継続して開催することになりました。
来月の日程は11月16日(金)13:30〜です。
メモリアル・ダイヤモンドを通して、家族や大切な方とのつながりや
「私らしい葬送」について、きっと考えて頂けることと思います。

2012年10月18日木曜日

日本中に「宇宙菜の花」咲かせてみませんか?

ひと夏生育を観察した「宇宙ヘチマ」に続き、
エコフィン・ラボの新プロジェクトがスタートします!
次の宇宙植物は・・・「菜の花」!

先日、宇宙事業に携わる㈱ラグランジェさんより、菜の花の種が届きました。
これがその時に一緒に送られてきた証明書です。

「この菜の花の種は、菜の花ミッションとして2010年5月15日に
スペースシャトル・アトランティス号に搭載されて宇宙へ旅立ち、
2011年3月10日にスペースシャトル・エンデバー号で地球に帰還した種子を
千葉県いすみ市にある蜂谷営農組合で生育させ、収穫した2世種子です。」

長期間宇宙で保管された種を、千葉県いすみ市の蜂谷営農組合の方々が
大切に育て、今年たくさんの種が取れたそうです。
今回エコフィン・ラボに送って頂いたのもその種子です。

菜の花の生育に適しているのは9月〜10月。
冬の寒さの中で成長し、来年の春にはまた小さな黄色い花を咲かせることでしょう。
ご希望の方には種をお分けしますので、ぜひ皆さんも宇宙の記憶を宿す、
この菜の花を一緒に育ててみませんか?
ベランダのプランターで、お庭の片隅で、畑の脇に・・・
来年の春には、日本中のあちこちで黄色の絨毯が広がることを願いつつ・・・


「宇宙菜の花」の種をご希望の方は、メールでお受けしています。
件名を「宇宙菜の花の種希望」、本文にお名前を記載の上、
エコフィン・ラボのアドレス(ecoffinlabo@willife.com)までお送り下さい。
折り返し、郵送までの流れをメールにてお知らせ致します。
(※先着300名様までとさせて頂きます。)

お問い合わせは、
ウィルライフ株式会社 エコフィン・ラボ(TEL03-6861-3355)

詳しくはこちらをご覧ください。

http://www.willife.com/?p=1673



2012年10月17日水曜日

【宇宙ヘチマ生育日記 その10】ヘチマ水をとってみよう!


10月も体育の日を過ぎた頃からは、随分と冷え込みが感じられるようになりました。
5月に種をまき、成長を日々見守ってきエコフィン・ラボの「宇宙ヘチマ」とも
そろそろお別れの時期が来たようです。
9月に入り、肥料をあげてからは見違える程の成長でした。
葉はどんどんと大きく青々と茂り、ツルも太くなっていきました。
雨が降ろうが台風が来ようがしなやかに耐え、植物がもつエネルギーに驚かされました。
気温もまだまだ高い日が続いていましたので、期待は高まりましたが、
残念なことに結局ヘチマに花は咲かぬまま・・・。
一番大きな葉は、顔よりもはるかに大きく!
一方、こちらはゴーヤとヘチマのコラボレーション。
同じく肥料をあげてからの成長は著しく、すっかりインフォーメーションボードを
覆い尽くしてしまいました。
 毎日たくさんの花を咲かせ、大小のゴーヤがあちこちにぶら下がっています。
遅れて成長した割には、随分としっかりとしたゴーヤがなりました。
 サラダにゴーヤチャンプルにと、おかげで10月に入ってからも夏の名残りを
楽しませてもらいました。

さて、ここまで大きくなった「宇宙ヘチマ」。
残念なことに花が咲かなかったので種を採ることは出来ませんでしたが、
せっかくですので、ヘチマ水を採ってみることにしました。
本来ヘチマ水をとるのに一番よいとされているのは、仲秋の名月の夜だそうです。
そう、満月の夜。
月の引力が関係しているのでしょうか。
作物は満月の日に種をまくと良く育つとか、
新月の日に伐採した材木は虫がつかず、狂いも少ないなど聞いたことがありますが、
植物も私たちも地球の一部、宇宙の一部。
月のチカラが植物にも影響を与えているのは当然かもしれませんね。

仲秋の名月からは随分と時間がたってしまいましたが、ヘチマ水とりに挑戦です。

[ヘチマ水のとり方]
①良く洗い、煮沸消毒したビンを用意。
②ヘチマの茎を根本から約50〜60cmのところでっっや斜めに切り、
 地面と繋がっている方の茎をキレイに拭いてビンの口に差します。
③虫が入らないように、布や脱脂綿などでビンの口を覆います。
 (気温が高い時ならば、温度が上がらない様にビンを袋や新聞などでくるむと
 良いでしょう)
④翌朝、ビンにたまったヘチマ水を別の容器に移します。
 切り口を一日一回切り直せば、3日ほどはヘチマ水がとれるそうです。
約5ヶ月間、楽しませてくれてありがとう。
茎を切るのは忍びなかったのですが、感謝の気持ちをこめてチョキン!
たまったヘチマ水はコーヒーフィルターなどで濾過し、鍋で煮沸します。
煮沸消毒したビンなどにつめて冷蔵庫にいれておけば長期間保存できるそうです。

ヘチマ水にふくまれるサポニンには、皮膚細胞を活性化させ、
日焼けや火照りを抑える抗炎症効果があるそうで、美肌効果や皮膚トラブル改善効果、
保湿効果などなど、昔から民間薬として重宝されてきました。
いまでこそ科学的に成分が分析されていますが、昔の人はよくその効能を見つけ
出し伝えてきたものですね。
ポターリ・・・ポターリ・・・
一滴ずつヘチマ水がビンの底にたまっていきます。
ヘチマがなくなったエコフィン・ラボのエントランスはすっかり片付き、
少し寂しくも感じます。
そこで!
間もなく宇宙プロジェクトの第二弾が始まります!
さあ、次はどんな宇宙帰りの植物がエコフィン・ラボを彩るのか???
乞うご期待!

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宇宙ヘチマ生育日記その9
http://ecoffinlabo.blogspot.jp/2012/09/blog-post_3123.html