2012年3月26日月曜日

エコフィンのことについてお話しします。


名前は、エコ+コフィン=エコフィンという造語です。
5年前にデビューしました。
そのエコフィンには、2つのことを大切にして開発させていただきました。

ひとつには、「素材」です。
この地球上では、1秒間にサッカーコート1面分(テニスコート20面分)の森林が破壊されています。ものすごいスピードです。
そして、残念なことにインドネシアの木材は50~80%が違法伐採だといわれています。(WWF資料より)
そして、日本国内で一般的に利用されている「合板製棺」は、ほとんどがインドネシア産の熱帯林の南洋材を主材にしているのです。

そして、二つ目は「火葬」するということです。
合法であったとしても伐採後、製品化され、葬送に利用され消えてしまうことです。
製品としてのライフサイクルが、他の木製品と比較して極端に短いと言うことです。
さらに、その瞬間にまたCO2を排出してしまうことです。
本来「地球の肺」とも言われる熱帯林がCO2の吸収削減どころか、違法伐採で、森は荒らされ、破壊の一途にあるということです。これが温暖化の要因にもなっています。

これを少しでも減少させることができれば・・・というのがエコフィン開発のきっかけでした。

◆エコフィンは、素材ひとつひとつも吟味しています。
エコフィンの主材のトライウォール・パックは森林認証制度(SFI)の元で管理された森林からの資源を使用し、違法伐採とは無縁です。
合板から、トライウォール・パックに変更するだけで製造量が50%以上増加し、資源の有効利用になります。
また、表面を覆う布地や製造の為の接着剤も基本は植物由来の製品を使用し、少しでも地球環境への負荷を低減することを目指しました。
しかし、素材をいくら吟味しても、葬送で排出されるCO2はゼロには出来ません。

それを、エコフィンでは植林してすべて吸収削減するというプログラムを付けているところが特徴です。
次世代に美しい地球を引継ぐ為です。
今年も5月にご利用いただきましたみなさまの思いと、お取扱店様のご協力で砂漠化が進んでいるモンゴルに植林をいたします。
少しでも、温暖化や砂漠化の防止にお役に立てればと思っています。

エコフィンを通して、みなさんと共に持続可能な社会づくりに貢献して行きたいと願っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿