2012年2月23日木曜日

人は出会いで変わるといいますが・・・。


家庭でできる「自然療法」(あなたと健康社 東城百合子著)

平成23年6月14日 第940版
驚く販売量です。

この数字から私たちが、如何に健康を求める強い思いがあることを現していることがわかります。
やはり加工されたものでなく自然の食物や伝承される人の知恵を普通に求めるからでしょうか。

実は、私もこの本との出会いにより健康とは、自然とは?などを教えら、それまでの考え方も変えられました。
これが、250刷の1987年で、変化のスタート。
はじめは、そんな玄米を食べることや肉も食べない食事など・・・無理と思っていました。そういう人も中にはいるよね。私には関係ないと考えていました。
しかし、持病の扁桃腺肥大による熱と痛みを繰り返し、薬漬けの日々を送っていました。いよいよ何とかしなければという思いになり、自然療法を実践することに。

いっぺんにあれもこれも変えるとストレスがたまりそうなので、まず主食だけを玄米にチェンジ!元々化学調味料は使っていなかった。
これが結局、長続きすることになったような・・・。
そして、ゆっくり噛んで食べる。
熱が出たら、クスリでなく、自然療法に従って手当。

瞬く間に効果が現れる。
体内に溜まっていた老廃物がドンドン体外に排出される。
どんだけ溜まっていたのかというくらいに・・・身をもって体験。
体は軽くなり、真冬に始めたが寒さも感じることなく、いい感じの生活へ。

この時、これまで如何に不自然なものを食べ、健康からほど遠い生活をしていたのかと思わされ、あらためて自然と健康ということを知った。

それもこれも、結婚する前から自然食志向で玄米なんかを食べていた"奥さん"の協力なしには出来なかったことでもあり、知ることもなかった事。
手間はかかる、直接のコストは高いし。

日が経つにつれ、単に健康ということでなく、このことを通じてもっと大切なことを徐々に知るようになり、嘗ての思考回路から脱皮。

見た目は似たようなモノを食べている。
しかし、中身は全く違う食べ物。
一見、豊かそうに見えるが、実は内容の貧しい食事。
本物を知らずに、似て非なるものを疑いもせず不思議に食べ続けてきた。

食事だけでなく、私たちの周囲にあるモノも同様。
いつしか経済=お金が大事だとされ、それを得る為に忙しい生活を送るようになり、効率と経済性が最優先する生活へと。

「忙」しいという字は、「心」を「亡」くすと書く。
いま、私たちは「心」を自分の中心に据え、生活を振り返ることが求められているのだろう。

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